外壁塗装はどれくらいの期間でリフォームが必要?

2021年02月27日

#リフォームの基礎知識

戸建に住んでいると、年数が経つにつれ修繕しなければならない箇所が発生してきます。
室内の劣化は気づきやすいですが、外壁や屋根については見落としがちです。
耐用年数が過ぎている場合は外壁材の交換や塗り替えをしなければなりません。
放置してしまうと建築材の腐食や雨漏りが進行してしまいます。

では、外壁塗装はどれくらいの期間でリフォームするのがいいのでしょうか?

外壁塗装で使用する塗料の耐用年数とは

外壁塗装で使用する塗料の耐用年数とは

塗料の耐用年数とは、塗装後どれくらいの期間耐久性を保っていられるかを示したものです。
代表的な5種類の塗料について、耐用年数と特徴を紹介します。

塗料の耐用年数

・ウレタン塗料
伸縮性に優れ、光沢がある塗膜(塗装の膜)を形成するのが特徴です。ウレタン塗料は、コストパフォーマンスが高く、外壁塗装の工事費用を抑えたい人に適しています。耐用年数は6〜10年です。

・シリコン塗料
耐用年数と価格のコストパフォーマンスに優れた、最も人気が高い塗料です。外壁塗装で迷ったときにはシリコン塗料を選ぶ人が多いです。耐用年数は8〜15年です。

・ラジカル塗料
2012年に登場したばかりの最新塗料で、耐久性に優れ、コストパフォーマンスが高いです。新しい塗料に挑戦してみたい人におすすめです。耐用年数は8〜15年です。

・フッ素塗料
耐用年数が非常に長くてメンテナンスの手間が省ける塗料です。
フッ素塗料は、コストは高くなりますが、耐用年数が長く、今後の塗装回数を減らしたい人に向いています。耐用年数は15〜20年です。

・無機塗料
シリコンやフッ素塗料に無機質な材料を混ぜることで劣化しにくくした塗料です。元となった塗料や無機材の配合量によって品質が変わります。
無機塗料は、耐久性が非常に高く、劣化しにくいのが特徴です。耐用年数は5〜25年です。

塗料を決定するときの注意点

塗料を決定するときには、主に2つのパターンがあります。

パターン1:値段は比較的安いが耐用年数が短い塗料を使用し、短い周期で塗り替えを行う
パターン2:値段は比較的高いが耐用年数が長い塗料を使用し、長い周期で塗り替えを行う

塗装工事では塗料代だけでなく、足場代や人件費などの費用がかかります。
塗装工事費用のほとんどは、塗料代ではなく人件費や足場代です。そのため、耐久性のある塗料を使用して、今後の塗り替えの回数を減らした方が、トータルでは予算を抑えることができるでしょう。

外壁塗装の劣化で現れる現象

外壁塗装の劣化で現れる現象

外壁の耐用年数が過ぎてしまうと、次のような劣化が現れます。

1. チョーキング
外壁の塗装が粉状になる現象です。
指で外壁を触ったときに白い粉がつく場合はチョーキングが進行しています。

2. 塗膜のはがれ
塗装の膜がはがれて下塗りや外壁材がむき出しになる現象です。

3. ひび割れ
外壁材や塗装にひびが入る劣化症状です。
ひび割れを放置すると隙間から雨が侵入して雨漏りの危険性があります。

その他、外壁が汚れ金属部のサビが目立ち始めたり、外壁にカビやコケが生えてくるなどの現象がみられたら、外壁塗装のリフォームを考えましょう。

まとめ

生活していく中で、室内の劣化は気になりますが、外壁塗装については気づきにくく、雨漏りが発生したときにはすでに手遅れになることもあります。
耐久年数なども考慮し、塗装業者に外壁の現状を診断してもらいながら、住居のメンテナンス計画を立てていきましょう。