リフォーム前に知っておきたい! 駐車スペースの基礎知識!!
2023年02月24日
#リフォームの基礎知識
何を隠そうクルマ好きのリストア工房O木です。
「クルマなんて野ざらしでいいんだよ」
とおっしゃる方も少なくはないですが、私としてはみなさまの愛車の駐車スペースをぜひとも見直していただきたい!
カーポートやガレージがあればクルマを雨雪から守るだけでなく、夏の直射日光や冬の露霜対策にもつながります。また、「クルマの台数が増えたので駐車スペースを広げたい」とか、「庭木の手入れが大変なので駐車スペースにしたい」といったご要望も大歓迎。
まずは駐車スペースの基礎知識を学んでから、リフォームを始めましょう。
駐車スペースは2種類ある!
その① カーポートスタイル
駐車スペースに支柱を立て、屋根で覆うスタイルです。側面に壁がないので荷物の積み下ろしがしやすく、ガレージよりも省スペースで済むのが特長。敷地に余裕があれば屋根を伸ばして、自転車置き場や作業スペースとして活用することもできます。
ガレージスタイル
屋根はもちろん側面と後方に壁があり、全体的にクルマをカバーするスタイルです。雨雪をシャットアウトするだけでなく、防犯面でも安心。機械いじりが好きな人は工具を置いて趣味のスペースとして使えます。ただし、クルマの買い替えを考慮して、広さや高さに余裕を持たせた設計がオススメです。
カーポートはバリエーション豊富!
スタンダードタイプ
ベーシックなデザインであらゆる住宅に合わせやすいタイプです。1台用のカーポートだと、
10万円台からラインナップがあります。また、支柱の劣化がひどくなければ、屋根だけの交換も可能です。
デザインタイプ
デザイン性が高く高級感のあるタイプです。天井材が木目調だったり、屋根に照明をセットできたりと、ワンランク上の駐車スペースを演出できます。フェンスや門扉、ポストなど、他のエクステリアとシリーズで揃えることで、デザインに統一感が生まれます。
耐積雪タイプ
一般的なカーポートの耐積雪強度は約20㎝ですが、積雪量の多い地域に合わせて
30㎝・50㎝・100㎝・150㎝・200㎝の耐積雪強度に対応したカーポートがあります。
床材にもこだわってみる!
コンクリート
一般的によく使われる床材です。表面がつるっとして滑らかな金鏝(かなごて)仕上げ、表面に縦スジが薄く入った刷毛引き(はけびき)仕上げの2種類があり、どちらを選ぶかで見た目の印象が異なります。また、乾燥や振動によるひび割れを防いでくれる伸縮目地に砂利を敷いたり、緑を植えたりする方法も人気です。ちなみに伸縮目地は直線だけでなく、曲線のデザインも可能です。
インターロッキングブロック
歩道や車道に使用されている耐久性の高い舗装材です。水はけがよく、雨で路面が滑りやすくなるのを防ぎます。また、保水性を兼ね備えた商品は、路面の温度を低くして夏場の暑さをしのぎやすくしてくれます。ただし、全面に使用するとかなり費用がかかるので、コンクリートと組み合わせてアクセント的に使用するパターンもオススメです。
建物本体だけでなく、エクステリアも我が社が得意とするところ。
駐車スペースの工事はだいたい1~2日でOKなので、これから愛車を買い替えようという人もお気軽にご検討してみてください!