リフォーム前に知っておきたい! 今どきのトイレ事情!!
2023年02月03日
#リフォームの基礎知識
リストア工房のK島です。
リフォームしたい場所ランキングでも必ず上位に上がるトイレですが、意外に交換のタイミングを見極めるのってむずかしいですよね。
たとえばよくある目安として、
◆タンクに水が溜まりにくくなった
◆タンクの横の配管から水漏れがする
◆ウォシュレットにしたい
◆古くて掃除しにくい
◆節水タイプに切り替えたい……
などを参考に交換してもらえたらと思います!
ただし、リフォームを始める前に必ず知っておいていただきたいのが、
“今どきのトイレ事情”です!!
今どきのトイレは大きく分けて3タイプ!
手洗い付きタイプ
トイレの背面にタンクがあって手洗いできるタイプです(手洗いなしのタイプもあります)。タンクに水を溜めるシンプルな構造なので壊れにくくてしかも安価。水を溜めるついでに手洗いできて経済的ともいえますが、タンクレスやフロートタイプに比べて大量の水が必要です。ウォシュレット一体型便器、もしくはお好みのウォッシュレットを取り付ける組み合わせ便器があります。
【リストア工房イチ推しの手洗い付きタイプはこちら↓】
https://shikishima-reform.com/service/toilet.php
タンクレスタイプ
トイレの背面にタンクと手洗いが付いていないタイプです。従来のタンク式トイレに比べて節水効果が非常に高くてコンパクトなフォルム。やや高価ではありますが、高機能な温水洗浄機を搭載したウォシュレット一体型便器です。
【リストア工房イチ推しのタンクレスタイプはこちら↓】
https://shikishima-reform.com/cms/blog/tank_less/
フロートタイプ
床からトイレ本体が浮いているタイプです。床と本体にすき間があるため、掃除がしやすいと人気。フロアライトが付いていて足元を照らせるものもあります。ちなみにタンクレスやフロートタイプのトイレの場合、手洗いを別途設置する必要があります。
【リストア工房イチ推しのフロートタイプはこちら↓】
https://shikishima-reform.com/cms/blog/float_-toilet/
今どきのトイレはゆったりサイズ!
洋式便器には便座の長さが440㎜のレギュラーサイズと470㎜のエロンゲートサイズがあり、今どきのトイレのほとんどがエロンゲートサイズです。レギュラーサイズに比べて便座が広くてゆったりと座れますが、ウォシュレットのみを交換する場合、現在使用中の便器がレギュラーサイズだと少しウォシュレットがはみ出す可能性があります。
今どきのトイレはここがスゴイ!
①節水効果がスゴイ!
たとえば2001年時にはタンク式トイレで約13Lの水を使用していました。それが今や3.8Lで洗浄できるトイレもあり、従来の約1/3の量で済むようになっています。
②使うたびに除菌!
TOTOの大発明のいわれる「きれい除菌水(https://jp.toto.com/pages/kirei/)」は、除菌成分の次亜塩素酸を含んだ水で便器の黒ずみや匂いを抑え、ウォシュレットのノズルを清潔に保つ効果が期待できます。
③掃除がラク!
便器のフチ裏をなくすなど、今どきのトイレは凸凹や段差を抑えたデザインが主流。従来よりも汚れやほこりが溜まりにくく、お手入れしやすいのが特徴です。
まとめ
このように大進化を遂げている今どきのトイレ。たとえばLIXIL(旧INAX)からTOTOへというふうに違うメーカーへの交換もできますし、床を壊すなど大がかりな工事をしなくても本体だけ交換できるリフォーム用トイレもあります。また、トイレの広さに余裕があれば、手洗い器や収納付きカウンターを新たに設置することも可能です。
ほとんどの場合が工期は1日で済みますから、ご自宅にトイレが1台しかないご家庭も気軽にピカピカのトイレに替えていただけますよ!