壁紙クロスのひび割れの原因と対策!注意すべきひび割れは?

2021年03月26日

#リフォームの基礎知識

壁紙クロスにひび割れを見つけたら、あなたはどうしますか?

目立たなければ、補修を後回しにしてしまいがちですが、程度によっては建物の構造に影響してくることもあります。では、どのようなひび割れが深刻なのか、どのように対策すればいいかを考えてみましょう。

ひび割れの原因

まず、どのようなことが原因でひび割れが起きるのでしょうか?

原因としては、次のようなことが挙げられます。

新築時の柱や梁の動き

木造住宅の場合、木が動くことで施工完了後にひび割れが発生することもあります。

クロスの縮み

クロスに多く使用されている塩化ビニールは、熱さで伸びやすく寒いと縮む性質があります。寒暖差の激しい状態が繰り返し続くことで、少しずつすき間ができてクロスのひび割れを起こす場合があります。

揺れや振動

頻繁に開け閉めするドアや窓の付近などは、揺れや振動によるひび割れが発生しやすくなります。

壁の下地のトラブル

壁の下地に使われる石膏ボードは、揺れや振動に弱いためクロスのひび割れが発生する場合があります。また、コンクリートは経年劣化でひび割れしやすい素材です。

合板は、木材なので季節や気候の変化で動くことがあり、揺れや振動が重なるとひび割れやすくなります。

壁や天井の不具合・経年劣化

施工時に壁の固定ビスが少ないと、壁紙に負担がかかりひび割れが起きる場合があります。

また、壁や天井の経年劣化によって、クロスにひび割れが起こりやすくなります。年数が経てば物理的なダメージも多くなり、壁紙のひび割れが発生してしまいます。

災害や地盤沈下

地盤沈下や地震などの災害が発生して地盤が弱くなると、住宅が傾いて基礎が建物を支えられなくなり、ひび割れが生じます。またこの場合は建物の破損や倒壊の危険があるので、地盤修復などの大がかりな工事が必要となることがあります。

ひび割れの程度

とくに問題ないひび割れ

縦に一本細く入っている線のようなひび割れは、壁紙と壁紙の継ぎ目のごくわずかなすき間の可能性もあります。揺れや振動によるドアや窓付近でできたひび割れも、特に心配しなくても大丈夫でしょう。

修繕した方がいいひび割れ

壁紙と壁紙の継ぎ目でない場所に入っているひびは、いろいろな状況で発生したものです。経年劣化によるひび割れや、下地・壁紙の材質によるひび割れの場合は、張り替えや塗り直しなどで修繕ができます。DIYで補修できるものや、業者に補修依頼して修繕するひび割れなど、程度によって判断し、気になるところは修繕するようにしましょう。

すぐに補修するべきひび割れ

クロスの継ぎ目やドア・窓以外の場所にできた、下地自体のひび割れには注意しましょう。災害が発生して地盤が弱くなったことが原因であるひび割れは、建物の基礎に影響が及んでいる場合があります。

ひび割れの程度がわからないときは、自分で判断せず専門の業者に調査や点検を依頼するほうがいいでしょう

まとめ


簡単なコーキングで目立たなくすることのできるひび割れから、家の傾きを知らせる危険なひび割れまで多くの種類があります。土台に影響を及ぼすという最悪の事態を回避できるように、普段からひび割れの程度を点検しておきましょう。